「ポケモンカードの転売は違法」という情報を見かける事がありますが、本当のところはどうなんでしょうか？
また、法的な観点から考えると、古物商許可証が必要かどうかについても気になるところです。
そこで今回は、これからポケモンカードの転売をしようとしている方の為に、そもそもポケモンカードの転売が違法かどうか？と古物商が必要か？不要かについてお話していきます。
この記事の最後には、ポケモンカードの転売で効率役稼ぐやり方も紹介していきますので、是非最後までお付き合いください！
ポケモンカードの転売は違法なの？
まず、ポケモンカードの転売が違法か？についてですが、結論から言いますと違法行為ではありません。
まああれだけメルカリやラクマ、ヤフオクなどで転売している人間がいるのに違法って事はあり得ませんし、仮に違法だったとしたらとっくに取り締まりの対象になっているはずです。
『転売』という言葉の印象は極めて悪いものですが、仮に不用品をメルカリなどで販売してもそれは転売という事になります。
転売（てんばい）とは、買い取った物をさらに他に売り渡すこと。
引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E5%A3%B2%E5%B1%8B
ここ数年、メルカリのようなフリマサイトの普及により、不用品販売をする方が大幅に増えてきていますので、定義上はそのような方もすべて転売をしているという事になりますね。
転売と販売の違いとは？
そうなってくると、世の中の商品は全て転売商品では？と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
転売と販売の分かれ目となるのは、
- 一般消費者向けのお店（小売店）やネットショップで仕入れたものを販売するのが転売
- メーカーや卸業者から仕入れて販売する場合には販売となります。
どちらも商品を仕入れて売る事には違いはありませんが、転売は誰でも仕入れが出来る仕入れ先からの仕入れで、販売は仕入れをする為のハードルがあって、誰でも仕入れが出来ない仕入先からの仕入れという事になります。
違法な転売とは？
ライブやイベントのチケットの転売は、2019年に施行されたチケット転売禁止法により違法行為となりました。
東京オリンピックの開催で、オリンピックのチケットの転売行為が懸念されたの事でした。
この法律は、繰り返し継続する意思をもって販売価格より高く転売する事が違法で、定価よりも安い値段で販売する事は違法ではありません。
具体的には、チケットを購入したけれどやむを得ない事情で行けなくなってしまい、定価より安い値段で販売するのはOKです。
これ以外にも時たま見かける、「レプリカです」と記載して偽物を販売する行為ですが、これは完全に違法行為ですのでポケモンカードに限った事ではありませんが絶対にやめましょう。
古物商は必要？不要？
次に、ポケモンカード転売を行う上で古物商許可証は必要か？不要かという点ですが、結論から言うと必要です。
事業として中古品の売買を行う場合は、個人や法人にかかわらず「古物商許可証」が必要です。古物商許可は古物営業法で決められている法律なので、許可を取らずに営業をしていた場合、罰則があります。
引用元：https://business.ntt-east.co.jp/content/kaigyou_iten/column/kobutusho-kyoka/
古物とは中古品の事で、ポケモンカードに限らず中古品を取り扱う場合には、取引の回数や取引の額に関わらず必ず必要になります。
古物商が無い状態で中古のポケモンカード転売を行ってしまうと、違法行為となり、最悪の場合には3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方が課せられる可能性がありますので要注意です。
古物商が不要な場合とは？
では、ポケモンカード転売をする場合に必ず古物商が必要になるのかというと、古物商が無くても問題が無い場合もあります。
①転売目的でなく所有しているポケモンカードを販売する場合
古物商が必要となるケースは、転売目的で中古品を購入し販売する際に必要となるので、転売目的で無く所有しているポケモンカードを販売する際には不要となります。
- プレイ目的・コレクション目的で購入したポケモンカード
- 昔遊んでいて不要になったポケモンカード
- タダでもらったもしくはおまけで付いてきたポケモンカード
このように、『一般的に不用品販売』とされるようなものであれば古物商は不要となります。
②新品のポケモンカードを転売する場合
古物商と言うように、あくまでも中古品を販売する際に必要となり、新品のポケモンカードを転売するのであれば古物商は不要となります。
具体的には、コンビニや電気屋さんなどで購入したポケモンカードをメルカリなどで販売する事はOKです。
古物商の所得の方法は？
ここまで読まれた方は、古物商なしで転売できるケースがあるにしても、取っておくに越したことはないかなと思われた事でしょう。
ここで古物商許可証の所得方法についてですが、
- 管轄の警察署に行って書類をもらう
- 身分証明書などを揃える
- 必要事項を記入する
- 警察署で19000円分の収入印紙を購入し書類提出
- 約４０日で発行されるので取りに行く
こんな流れです。
面倒な方は行政書士に依頼する事も可能ですが、４万円～６万円ほど手する用がかかってしまうので、個人的には自分で申請してしまえばいいと思っています。
ネットを見ると、中々書類が受理してもらえないとか、何度も何度も通ったみたいな情報もありましたが、僕が申請した際には担当の方がとても親切に対応してくれたのでスムーズに申請出来ました。
ポケモンカード転売は稼げる！！
ポケモンカード転売は違法ではないですし、古物商も所得するのは簡単なので問題もクリアになりましたね！！
そこで皆さんが気になっている「ポケモンカード転売は稼げるの？」という疑問にお答えしようと思います。
僕自身が実践してみた感想としては、『やり方を間違えなければかなり稼げる』というものです。
どんなビジネスでもそうですし、当たり前と言えば当たり前の事なのですが、正しいやり方で実践する事が何より重要となります。
詳しく知りたい方は、コチラの記事に分かりやすくまとめているので、是非ご覧になってください！
まとめ
今回は、ポケモンカード転売は違法なのか？についてと、古物商が必要なのか？についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか？
ポケモンカード転売は、正しいやり方で実践すればローリスクでかなり稼げるビジネスだと思いますので、古物商などの準備をしっかりと行ったうえで取り組んでいきましょうね！
ポケモンカード転売の稼ぎ方を知りたい方は、コチラの記事をご覧くださいね。
